> 北の無人駅から
 夏の北海道を自転車で旅した時、駅に着くとホッとしたものだった。
 水場があり、屋根があり、夕方になると同じような旅行者が集まってきて、待合室や駅前で寝袋を広げた。
 いま考えると邪魔だったと思うが、地元の人たちは、二十歳前後の若者たちに親切だった。
 鉄道旅行より、駅にはお世話になったかもしれない。
 そんな懐かしさが、「北の無人駅から」(渡辺一史著)を読むとよみがえってくる。
 しかしそれだけではない。表面をなぞるだけの旅行では見えない部分、小さな町村での生活の大変さが、この本には詰まっている。
 旅愁を誘う表紙の写真(並木博夫撮影)と、佐々木正男氏の抑えた装丁がいい。
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by robinsonfactory | 2012-03-22 23:50 | | Comments(0)

フリーランスのデザイナー 仕事の合間
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