> 通信教育探偵
 ユーモア小説という呼び方をされる小説は、読み始める前に距離をおきたくなってしまう。
 欧米の翻訳ものなら、いっそう身構えてしまう。
 この感覚を笑えというのか? うーん、なんだかな。
 そんな気分。
 「通信教育探偵ファイロ・ガップ」(エリス・パーカー・バトラー)は、ユーモア小説だ。
 読み進めるうちに、そのユーモア感覚に慣れ、だんだん心地よくなってくる。間抜けな探偵に同情さえしてくる。
 これがユーモア小説。
 クラフト紙に、濃淡の違う黒で刷られた表紙は、ハードカバーなのに安っぽさ満載で、ユーモア小説ってこんなもの、と思わせる。帯を巻いた状態の、ごちゃごちゃな感じがいい。
 装丁は長田年伸氏。
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by robinsonfactory | 2012-06-04 20:15 | | Comments(0)

フリーランスのデザイナー 仕事の合間
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