> ナイーヴ・スーパー
 もっと若いときに読んでいれば、もう少し気持ちが揺れたのかもしれない。
 そう感じる本がある。
 アーレン・ローの「ナイーヴ・スーパー」はそんな小説なのか?
 
 時間の積み重ねに、ついていけなくなる。人生の意味がわからなくなる。
 そして、アーレン・ローは、立ち止まってしまう。
 といって引きこもるわけではなく、屈折しているようでもない。
 素直に、日々起こる出来事に対応していく。

 表紙に描かれた6個の円には、人物らしき像が映っているが、偏光レンズを通しているかのようにはっきりしない。
 同じものでも、レンズを変えるように、立ち位置をちょっとずらすだけで、見え方が違ってくる。
 
 そうやって、希望はたぐりよせるのだ。

 装丁はミルキィ・イソベ氏。
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by robinsonfactory | 2013-05-09 19:07 | | Comments(0)

フリーランスのデザイナー 仕事の合間
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