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> バベルの図書館
 ボルヘスの「バベルの図書館」。
 国書刊行会のこの本は、函入りで、手に収まる幅ながら、縦に長い変わった判型。
 表紙のイラストは、本だというのを忘れてしまう不思議な空気を生み出している。
 多分、不思議さは、どれがこの本のタイトルなのか、すぐにはわからないことにも起因している。
 一番大きな太い明朝体は「メルヴィル」で、次に「バベルの図書館」さらに「代書人バートルビー」と「J・L・ボルヘス」が続く。
 で、この本はメルヴィルが書いた「代書人バートルビー」。

 こんなこと言わずにすめばありがたい
 それならば言わずにいてくれればありがたいのですが
 でも言わなくてならない
 残念ながら聞きたくありません、でもわがままは言いません

 そんな、話。
by robinsonfactory | 2015-03-13 23:11 |

本を読む
by robinsonfactory
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