> 卵を産めない郭公

『卵を産めない郭公』(ジョン・ニコルズ)

 こんなに酒ばかり飲む学生時代を過ごしていないし、プーキーのような変な女の子と付き合ったこともない。著者の実体験を綴ったような、細かい箇所がときどき妙に具体的な小説。だらだらした生活で、感情移入できるところもない。

 でも、行き詰まってどうしようもない人との関係が、毎日の生活の中で大きなウエイトを占めていたのは、若い時の方が多かったなと思い出す。

 きっと村上春樹訳がとてもいいのだろう。50年も前の世界だと意識することがなく、いまの空気感で読めるのは。


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by robinsonfactory | 2018-02-23 18:37 | | Comments(0)

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