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災厄の町
エラリイ・クイーンか。
ずっと読んでいないし、そもそも何を読んだのかも忘れている。 久しぶりに読んでみようか。 そんな気分にさせる新訳版「災厄の町」。 一見、古い雰囲気の表紙。 タイトルの書体、その薄い青色、ざらつきを入れた加工の具合、すべてがいい味。 古い小説だよ、だけど新訳だよ、そんなささやきが聞こえる。 物語のペースはゆったりして、ゆっくり読んでいると、やがて止まらなくなり。 カバーデザインはalbireo、イラストは三宅瑠人氏。 #
by robinsonfactory
| 2015-03-08 00:00
| 本
父と息子の物語。
息子はまだ小さいのに、母の影がない。 父は仕事がうまくいかない。 貧しい。 父はたっぷりの愛情を息子に注ぎ、息子もそのことを理解している。 ユベール・マンガレリ「しずかに流れるみどりの川」。 とても薄い本だけど、その何倍も、頭の中で膨らんで厚くなっていく。 息子になり、父になり。 表紙に描かれた緑の濃淡は、底の見えない物語の深みに誘う危ない色。 少し怖く、忘れられない。 装丁は後藤葉子氏。装画はクサナギシンペイ氏。 #
by robinsonfactory
| 2015-01-23 21:41
| 本
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善良な町長の物語
背表紙の静謐なたたずまい。
表紙の大胆な絵。それでいて、まっすぐ突き刺さってくる、丁寧で清潔なタイトルの文字。 無性に読みたくなる作りだけれど、帯に書かれた「ファンタスティックな純愛小説」が、甘くとろける世界を想像させ、まあ、そのうち、いつかと敬遠していた。 アンドリュー・ニコル「善良な町長の物語」。 読んでみると、伝わらない思いのもどかしさ、ちょっと不思議なシチュエーションが、丹念に書かれている。 思っていたほど甘くはない。 ミスドのオールドファッションくらい? 装丁は土橋範彰氏。 #
by robinsonfactory
| 2014-10-21 20:25
| 本
藤川幸之助「君を失って、言葉が生まれた」は、買ってすぐに本を開いたけれど、読み進められなかった。
読まないことで、時間を止めてしまいたかった。 そのまま何年も過ぎてしまった。 癌で妻を亡くした男の言葉。 そばにいたのに、ちゃんと見ていなかった。 いつでも言えると思って、優しい言葉をかけてあげなかった。 そして、いつの間にか別れの日が近づいていた。 再びページをめくる。 著者の悔やむ気持ちが押し寄せてくる。 自分が別れを目の前にしているように感じる。 本から顔をあげないといけない、周りの人をしっかり見ないといけない、愛さないといけない。 別れはふいにやってくるかもしれない。 表紙を見ているだけで、失ってしまった何かを思い出しそうになる。 装丁は名久井直子氏、イラストは田雜芳一氏。 #
by robinsonfactory
| 2014-10-07 19:48
| 本
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デッドホワイト
ふいにハードボイルドが読みたくなる。
まだ読んでいない本を探す。 書棚のこのあたりに何かあったような。 あった。 真っ黒な表紙、タイトルも著者名も真っ黒。唯一、英語のタイトルだけ白い。 「Dead White」 バットマンのノベライズだ。 あまりにもたたずまいが格好いいので、何度も手に取りながら、パラパラ見るだけで満足していた本。 読むと、映像として記憶されているバットマンの姿がはっきり浮かんでくる。 なんとも不思議な居心地のよさ、面白さ。 デザインは鶴貝好弘氏(コードデザインスタジオ)。 ところで、バットマンはハードボイルドなのか。 #
by robinsonfactory
| 2014-08-31 10:15
| 本
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